台中メトロポリタンオペラハウス  伊東豊雄

11/18(火) 設計・CAD派遣のアルファコーポレーション

 

先日、TOTOギャラリーに行き「伊東豊雄展」を見に行って来ました。

私は安藤忠雄さんのような、材料はガラス・鉄・コンクリートを主体として室内の空間を

最大限に意識し、直角とアールの組み合わせから建物全体が姿を形作られているのも

好きですが、伊藤豊雄さんの暖かい感じを受ける建築も大変好きです。

乃木坂で作品展が開かれているのを書店のポスターで発見しましたので、早速行ってきました。

 

 

FJ310185

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 断面図ですが、建物が大きすぎてよく分かりませんね。

 

 

FJ310184

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 平面図をアップしてみましたが、尚更分からなくなりました?

伊東豊雄さんの曲面は二次元で表現するには無理があり、どうしても三次元での表現方法が

必要になります。

 

 

FJ310187

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三次元といえば模型です。

これは曲面というよりは、「流動体」といった方が近いかも知れません。

あるいは洞窟といった感じですね。

 

 

FJ310178

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

断面部分を写してみました。

 

この作品は伊東豊雄さんの集大成に当たるとの説明がありました。

この建物は柱と梁が無いという常識を超えた構造になっています。

それでは何で荷重を支えているのかとの疑問が出てきますが、曲面の壁が

トラストウォールユニットと呼ばれるものになっています。

トラストウォールユニットとは、工場でトラス状の鉄筋加工を行い、それを現場で

組み立てるのですが、それで耐力を賄う訳なので鉄筋は大変な密度になります。

映像で見たのですが、コンクリートが流れる隙間が無いのではと思う程でした。

 

 

FJ310183

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは模型ではなく、まだ工事中ではありますが実際の画像です。

とても美しい曲線で優しさと暖かさを感じます。

この辺りが伊東豊雄さんならではの他の人が真似の出来ない独自の建築を感じます。

 

 

FJ310180

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外構部分の模型です。

 

私が伊東豊雄さんの建築を好きになったのは、U字型の住宅「中野本町の家 1976年」

に出てくる一枚の写真を見てからです。

R型の廊下に光が差し込んでいて、子供が廊下を走っていくのですがR面になっている為

子供の姿は見えないのですが、二つの影が廊下に伸びているのを建築雑誌で見てから大変興味を

持つようになりました。

 

今回の「台中メトロポリタンオペラハウス」は今迄の「ポストモダン建築」

表現していた軽量感から風格重厚感が必要と考えて脱皮した作品にしたそうです。

 

伊東豊雄さんといえば、鋼板の屋根を使ってフンワリとした雰囲気の作品が多かったように記憶しています。

是非、皆様も「伊東豊雄の建築」に興味を持って頂ければと思います。きっと癒されますよ。

 

 「CADの派遣」「設計の派遣」に特化した(株)アルファコーポレーション

からのお知らせでした。

 

 

 

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