日本人商社の煉瓦遺構 横浜市中区 【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
関東大震災で大部分が倒壊しましたが、その一部が奇跡的に残りました。

この遺構は、明治時代に建てられた日本商社の社屋の一部

推定されます。

建物は大正12年9月1日に起きた関東大震災で大部分が

倒壊しましたが、その一部が震災後の復興建築の内部に

奇跡的に残されていました。

 

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わずかな部分でしかありませんが、近代化された街の中に

残されている「煉瓦遺構」はとても貴重な存在です。

 

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現在の内部は有料駐車場として利用されています。

 

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隣りのビルとは、このように密接していますが、案外と違和感は

ありませんね。

 

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内側に回ってみました。

H鋼アングルの鉄骨で頑丈に補強されています。

 

170606_1528~02 (2)

 

レンガ積みの倒壊部分から鉄筋棒が出ていました。

当時と比べると、やはり現在の構造は高い基準にあるように

感じます。

当時の街並はレンガ造りが多かったようです。

関東大震災直後の街の様子がうかがい知る事が出来ます。

がれきの山ですね。

 

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右側の青いラインの囲みが今回紹介している「煉瓦遺構」

有る場所です。

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 震災前はこのような外観をした社屋だったようです。

なかなか立派でお洒落な建物ですね。

 

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 青いラインが、現存している開口部周りの外壁の

一部分です。

当時の関内周辺の建築物は、レンガ造が多かったようです。

この建物が、当時の街並みを想像させてくれます。

レンガ造による重厚感のある建物が多かったように

感じますね。

 

170606_1534~01 (2)

 

皆さんもよく御存じかと思います。

 

170606_1534~02 (2)

 

この建物も説明は必要ないですね。

 

実は此度、「建築士法」で定められている「設計等の

業務に関する報告書」を神奈川県庁の建築安全課指導監督グループ

に提出に行った時に見つけた「煉瓦遺構」でした。

 

県庁の受付も新館に移り、この旧館はどうなってしまうのか?

是非、貴重な歴史的財産として残して欲しいものです。

以上、CAD・派遣・求人の㈱アルファコーポレーションでした。
 
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