2018/07/18
日本の土木工事「第三海堡の建設」 【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
横須賀「うみかぜ公園」の休日
休日になると釣りやバーベキューで、大勢の人が足を運び行楽地として親しまれている場所です。
釣りも楽しめます。海を覗くと沢山の小魚が近くを泳いでいるのが見えます。
今回はバーベキューで来ましたが、次の機会には是非「釣り」をしようと決めました。
そんな楽しい場所ですが、見慣れない建造物が横にある事に気がつきました。
公園内には、人工の要塞「第三海堡」が保存されています。
江戸時代鎖国を続けていた我が国が、外国の脅威に対抗するための砲台だったそうです。
威力の弱い我が国の大砲の欠点をカバーするため、東京湾の真ん中に砲台を作るという構想から海堡が
着工されました。
第三海堡の建設工事は荒波との闘いだったそうです。工事は、明治25年8月の捨石から始まり、捨石の
上に割栗石を積み上げ、満潮面上はコンクリートで固めて堤防を築きました。
平成12年東京湾を航行する船舶の障害になるために引き上げ撤去されたその一部が、公園内に保存され
展示されています。「行楽地」と「国土防衛」という正反対の意味を持つものが隣り合わせに存在して
いる風景は不思議なものですね。