
皆さんは人狼ってやったことがありますか?
対面だったりオンラインだったりカードだったりと
様々な媒体でプレイできますし、
数年前のブームの際はたくさん映像化されていたので、
名前だけでも知っている方は多いんじゃないでしょうか。
かくいう自分も数年前、オンラインの人狼に参加していたことがあります。
今でもたまにサイトを覗くのですが、
ブームが去った今、人が集まらないので
始まりすらしないんですよね…。
基本的なルールとしては、
村人と人狼が同じ数になった場合、人狼の勝利
人狼を全員追い出したら村人の勝利
参加者は勝利を目指して、話し合いを行う。
というもの。
勝敗が決するまでには様々な過程があるのですが、
個人的に好きだったのが『縄計算』です。
なんだそれって感じですよね。説明します。
人狼は1ターンを1日と表現するのですが、
一日に一人、人狼だと疑わしい者が処刑され、
一日に一人、人狼に襲撃されて脱落します。
つまり日々2名ずつ減っていくわけですね。
違う場合もあるのですが、それは置いといて、
二人ずつ減っていった場合、決着までに必要な
縄数(処刑の回数)を計算するのが「縄計算」です。
例えば、9人の参加者のうち2人が人狼だとします。
その場合の縄計算は
1d9(2:7)=2d9(2:7)>3d7(2:5)>4d5(2:3)>ep
ということでわけのわからない文字を羅列しましたが、
頭の「1d」が日付を、括弧の前の数字はその日の生存者数を、
括弧内の数字は生存者の内訳で、左が人狼の数、
右が村人陣営の数をそれぞれ表しています。
(人によって書き方は様々です。)
1日目は処刑が行われないので=で繋いで9人は変わらず。
2日目から処刑と襲撃で2名ずつ減るため>で繋いであります。
この「>」の数が縄数。
3個目の>までに人狼を処刑できないと負けてしまうため、
ミスが出来る余裕は2回までということまでわかってしまう
なんとも便利な計算なのです。
一番簡単な計算方法は「(生存者-1)÷2」ですが、
数字だけではなく図として情報を整理できるので、
私は上のやり方を好んで使っていました。
人狼自体は推理と説得のゲームですが、
この縄計算を用いることで、ちょっとだけ
システマチックに人狼を追い詰めることが出来ます。
システマチックに理論で追い詰めても、
最後に生きるのはそれまでの推理の積み重ねと
その場その場のリアルな感情だったりするのが面白いところ。
また気が向いたら、人狼の好きな所をご紹介出来たらなと思います。