映画探訪 その⑰~作家と編集者~【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
映画探訪⑰。*☆

すっかり寒くなってきましたが、

気持ちいい秋晴れとはいかないものです。

曇りの空とにらめっこをする日々が続いていますが

明日は流星群が見られるみたいなので

綺麗に晴れるといいですね。

 

秋ってなぜかあまり映画を観に行かなくなるシーズンで、

秋に観た映画をあまり思い出せません。

 

映画でも本でもそうなんですが、

基本的にフィーリングで選んでしまうので、

内容はしっかり覚えていても、

タイトルを忘れてしまうんですよね。

映画探訪をするにあたって一番苦労しているポイントです()

 

今回なんとかたどり着いたのがこちら

ベストセラー/編集者パーキンズに捧ぐ(2015)

 

近年の海外映画の邦題はサブタイトルが長すぎて

余計に覚えられなくなっているような気がします。

才能の原石を削って磨いて

◆あらすじ◆

ヘミングウェイやフィッツジェラルドの作品を

世に送り出した名編集者パーキンズに、

ある日膨大な量の原稿が送られてくる。

読み終えて、その才能を確信したパーキンズは

原稿の作者トマス・ウルフという原石を

作家として育て上げようと情熱を燃やす。

 

時にぶつかり合いながらも切磋琢磨し、

発表する本は立て続けに成功を収める。

互いが互いを尊敬し、二人は作品作りに没頭していく。

 

二人の関係はうまくいっていたように見えたが、

やがてそれぞれの感情が影を落とし始める。

 

ウルフはパーキンズから離れて執筆を行うことになり、

パーキンズはまた敏腕編集者として忙殺されていく中、

突然、37歳の若さでウルフがこの世を去る。

 

最後の言葉を手紙にしたためたウルフ。

手紙を受け取ったパーキンズは、

その瞳の奥に彼との日々を描くのだった。

 

 

才能のある人は良くも悪くも人を引き付ける力があるもので、

パーキンズもきっとその才能に魅せられたのだと思います。

(ちなみに、原題は『genius』。まさに天才がテーマの作品)

友情の中に、憧憬や執着に近いものも混ざっていて、

離れて初めて本当の友人に戻れたのではないでしょうか。

 

舞台である20年代アメリカの雑多なオフィス街と

閑静な避暑地のコントラストの鮮やかさは、

”完成した”作品にするために、天才の生み出した言葉に

メスを入れてしまうことへのパーキンズの葛藤を

表しているようで、物語に情景的な深みを足していました。

 

静かに淡々と二人の熱意に巻き込まれていくような熱演は

二人がお互いしか見えていないので退屈に感じる場面もあるかなぁとは思います。

けれども、観終わった時に不思議と「これでいいんだ」と思えるような、

不可侵の友情が説得力のある作品でした。

以上、CAD・派遣・求人の㈱アルファコーポレーションでした。
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