前回で20を数えた映画探訪ですが、
何か気になる作品はありましたでしょうか?
この映画のこの部分をもっと伝えられたらよかったなと
思うことも多く、日々悪戦苦闘しています(笑)
最近、映画に対するモチベーション自体が下降気味。
徐々に新作映画が公開され始めているみたいなので今後が楽しみですね♪
観に行けるかどうかはまた別問題ですけれども・・・。
これを観るぞ!と決めて映画館に行くタイプではないので、
毎回が素敵な出会いではあるのですが、
時々、今これしか上映していないのかぁ、と
消去法で選んだ作品が思いのほか面白かったりすることがあります。
今回はそんな作品を巡りましょう。
『メイズランナー:最後の迷宮(2018)』
原作が人気の高いものではあるので、
消去法といってしまうのもあれですが、
シリーズの1・2を観ていなかったこともあり、
他にないからコレ。といった感じで選びました。
あらすじがネタバレになりそうなので、今回は割愛。
ざっくりいうと、
「謎のウイルスの蔓延を防ぐため被検体にされた
若者たちと組織との争いwith世界滅亡」
といった感じです。
一番重要じゃないの?っていう世界滅亡が
添え物くらいの扱われ方をしているのは、
ティーン向け小説が原作だからこそかなとは思いました。
主役は内容よりも登場人物たちです!といった感覚で、
全体的にキャラクターたちに焦点を当てて物語が展開されます。
レビューを見るとさほど評価は高くないんですが、
1・2を見ずに3だけ観た感想としては、
キャラクターに思い入れがない分、事前知識とのギャップが楽しめます。
1作目のCM(大きな壁が迫りくるやつ)は印象的だったので、
覚えている方もいらっしゃるかなと思いますが、
あの印象だったので、良くも悪くも、
「こんなお話だったのね」となりました。
その場その場を切り抜けていく判断や、
ギリギリの攻防はハラハラして面白いし、
CGで造りこまれた世界観はマトリックスを彷彿とさせます。
キャラクター同士の過去を知らないので、
え、このタイミングでこの人死んでしまうの…。と、
もったいない死が多かったようには感じますが、
1・2作目も観てみたいなと思わせる作品でした。
個人的には、重厚というよりは少年漫画のような
出会いと別れと戦い詰め込み!な物語の展開で、
そういった点で、ティーンに人気だった原作のテーマに
沿っているのかなと思いました。