前回、霊能者の紹介をするつもりが戦略の話まで手を付けてしまいました。
霊ロラ後の展開として「占い師の視点から詰める」場合があるとかなんとか。
占い師の視点から詰めた場合は、
占い師の真贋で決着をつける「決め打ち」進行。
占い師まで吊りきってしまう場合は、
残りの灰に議論を戦わせる「殴り愛」の進行がとられることがほとんどです。
実際に参加した村を例に出すと、
8人になった時点で盤面は「占占霊白灰灰灰灰」。
確定霊能者と人狼は占騙りと潜伏で二人生存、確定白が一人。
最悪想定(最終日確実ルート)で進むなら、
占い師を吊りきってから灰の狼を見極める進行。
霊能者が確定していて占ロラとなると
狩人の護衛先が限られてしまうため、
それ以降の占い結果が確定しない場合が多いです。
そうなるとそれまでの情報を頼りに残りの灰4人から
LW(=ラストウルフ)を見つけるまで議論を続けることになり、
これがいわゆる灰の殴り愛と呼ばれるものです。
一方で「占い師決め打ち」進行を取った場合は、
占ロラをしないで灰を吊っていくことになります。
村側を吊ってしまうとミスがなくなってしまい、
翌日は「占占霊灰灰灰(狼2人:村4人)」となり
占い師の真贋を見極める場面になります。
真贋を間違えると村人と狼の数が同じになり狼の勝利。
逆を言えば翌日が来た時点で吊ったのは人狼だと判明してしまうため、
▼偽占▲真占が通らなければ人狼側は詰みとなります。
(▼=吊り、▲=襲撃)
ちなみに、実際のこの村では決め打ち進行がとられました。
前日に自由占いを行ったことで確定白や斑が出なかったことなどが理由です。
話は逸れますが、「最悪想定=負けない戦い方」なわけで、
ガンガン行こうぜ!タイプと命を大事にタイプのプレイヤーが混在した場合には戦略がどっちに転ぶかわからず人狼サイドもハラハラしたりします。
基本的にはガンガン行こうぜ!タイプは人狼の誘導として警戒されがち。
そもそも推理と説得のゲームなので歩み寄りという点で後者に軍配が上がるため、チャレンジャーな意見が通るのは村の雰囲気次第です。
この村の場合は、村の白黒位置が固定されていて、
吊り候補に挙がっている灰の狼視が固いことや、
占いで人狼を捕捉できそうなどの理由で占決め打ちが支持を得ました。
・・・というのは表向きの理由で、
自分含め狼陣営二人が襲撃先セットをできるか怪しかったので、
メタ的な襲撃ミスを避けるためにもゴリ押ししました(笑)
結果としては、潜伏狼が吊り占いを避けて
騙りの相方も占い師として信用を取りなんとか逃げ切りました!
翌日が来ないことを知っているのは人狼だけなので、
このタイミングの視点漏れには気を付けつつ、
日替わりを待つ瞬間は何とも言えずもどかしくて好きです。