オススメの本その26『はいからさんが通る/大和和紀 著』【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
大正ロマン香る少女漫画

母親の影響で小さい頃から知っているので

有名な作品だと思っているのですがそんなことはないんでしょうか。

何度か実写化もされているし、宝塚でも公演が行われているのできっと有名なはず・・・。

 

はいからさんが通る(1975)

1975年…古いですね。でも内容は今読んでも面白いですよ!

 

◆あらすじ◆

時は大正、花の東京。

武家の一人娘の紅緒は早くに母を亡くし

男手一つで育てられた頑固で不器用なじゃじゃ馬娘。

そんな紅緒を初対面で“ハイカラさん”とからかった少尉は、

華族の一人息子で社交界でも引っ張りだこの超美青年。

 

そんな正反対の二人だったが、両家の親から

二人は許嫁であると告げられ、花嫁修業もかねて

紅緒は少尉の家で暮らすことになる。

 

慣れない洋装に洋食、マナー、嫌気がさしつつも

両家の家族は憎からず思っているので逃げ出せず、

悪戦苦闘していくうちにお互いを受け入れ始める二人。

けれどもそんな矢先に少尉が戦争に徴兵されてしまい…。

魅力的なサブキャラ達

軍が権力を持ち始めた時代、没落していく少尉の家を

女手一つで支える紅緒が逞しいのなんのって。

ちりばめられたギャグは当時のものなので、

現代の若者にはテンポが悪く見えるかもしれませんが、

昔の作品らしい濃い目のキャラたちが魅力の作品です。

 

個人的オススメは戦地で少尉の下に就き、

少尉と共に行方不明になった後、生き残り、

現地で賊の頭をやっていた鬼島軍曹。

 

黒髪隻眼の粗野で粗忽な男。

野蛮な言動の多い田舎出身の外れ者ですが実は敏い人物で、

行方不明後別人として生きていた少尉に対して

いち早くその正体を暴いた切れ者でもあります。

乱暴な性格なので女性によく煙たがられますが、

紅緒の親友で華族出身の環と出会い、

芯の通った強さとその裏に隠れた弱さや優しさに

お互い惹かれていきます。

 

この不器用な二人の恋模様が胸キュンなのでぜひ読んでください笑

 

その他、スピンオフとして掲載されているお話は

涙なしでは読めない名作ですし、

色々盛りだくさんの漫画になっています!

 

ちなみに、作者の大和和紀さんは源氏物語の漫画

「あさきゆめみし」を書いた方でもあるので、

絵柄に見覚えがある方も多いと思いますよ。

以上、CAD・派遣・求人の㈱アルファコーポレーションでした。
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