オススメの本その27『MOMENT/本多 孝好 著』【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
夏の読書感想文シリーズ1 (全2回)

ずっと気を付けていたのにとうとう蚊に刺されてしまいました。

そんなことはさておいて、

蚊取り線香の匂いを感じると夏が来たなと実感しますよね。

 

ということでそんな夏に読みたい一冊をご紹介。

 

『MOMENT(2002)』

総合病院で清掃のアルバイトをしている大学生の神田君が

病院内でまことしやかに囁かれていた

「末期患者の願いを一つだけ叶えてくれる仕事人」として奔走するお話です。

 

伝説の仕事人の正体は神田君ではありませんが、

とある勘違いと、それに応えてしまったことから物語は始まります。

 

ひたすらにドナーを待つ少女、癌に蝕まれる孤独なOL

神田君は様々な出会いを通して考え、悩み、どんな決断をするのか。

 

 

余談ですが、内容を思い出すためにレビューを見ていたら、

皆さん主人公を「神田君」幼馴染を「森野」と呼んでいて、

神田君は「神田君」なんだよなぁと改めて思いました。

神田君の初々しさ故でしょうか。

 

些細な話ですが、数多いる読者がそういった

印象を共有しているのってあまりないことだと思います。

実写化した時にキャストで賛否両論別れるのをよく目にしますが、

この作品ではそれはなさそうだなと。余談ですね。

最期を迎えるとき、あなたは何を願いますか?

MOMENTはいくつかの章に分かれていて、中でも

レビューで一番支持を集めていたのは『FIREFLY』。

末期がんのOLの最後の願いとして、一日限定のデートをするお話です。

 

小さい頃からFireflyと聞くと脳内にトンボが浮かんで

しまうのですが、トンボじゃなくて「蛍」ですね。

童謡の“赤とんぼ”の影響か、「firefly=茜色=トンボ」と脳内変換されてしまいます。

 

そんなどうでもいい話は置いといて、『FIREFLY』は

いくつかある章の中で一番綺麗なお話という印象でした。

物語として重く心に引っかかる部分がない感じ。

個人的な感想として、他の物語は読後に尾を引く暗い部分があるんですが、

このお話は綺麗に糸を断ち切ってくれていました。

 

それこそ朝日が昇ると見えなくなる蛍のように、

光に溶けても、まだそこで光っている。

そんな読後感です。

 

読んだ後にほろ苦くなる話が多い中で、

FIREFLYを読み始めた時は若干警戒していたんですが、

思った以上に綺麗なお話だったのでむしろ虚を突かれました笑

勝手なイメージですが、MOMENTのあらすじを読んだ人が

最初に思い浮かべるであろう内容はFIREFLYの雰囲気かなと思います。

 

姉妹作、兄弟作も出版されているみたいなので、

今年の夏はそちらを読んでみようかな。

以上、CAD・派遣・求人の㈱アルファコーポレーションでした。
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