先日『劇場版 呪術廻戦 0』を観に行ってきました。
ネタバレは控えようと思いますが、戦闘シーンの迫力がとにかく凄まじかったです!
さて、今回は大晦日にEテレで放送されていたアニメ映画を紹介します。
◆魔女見習いをさがして
1999年~2003年までシリーズ通して全201話放送された、
『おジャ魔女どれみシリーズ』の20周年を記念して2020年に公開された劇場版アニメ作品。
制作スタッフさんには、当時アニメシリーズを作っていた方が多くいらっしゃるとのことです。
~あらすじ~
愛知在住、教育実習で失敗してしまい、親の言うままに
教職の道に進んで良いのかと進路に悩む女子大生・ソラ。
東京在住、一流企業で働きながらも、ずばずばと物を言いすぎてしまう性格から
職場の人と馴染めず、上司からパワハラを受けている帰国子女のOL・ミレ。
広島在住、絵画修復士を目指し学費のため真面目にアルバイトをしているものの、
お金をせびるダメ彼氏に振り回されているフリーター・レイカ。
暮らす場所も年齢も境遇も違う三人の共通点は、子供の頃に
『おジャ魔女どれみ』のアニメを見ていて、今も作品の大ファンであること。
アニメのモデルになった鎌倉の洋館で偶然知り合った三人は意気投合し、友人関係に。
三人は『おジャ魔女どれみ』ゆかりの地を聖地巡礼する旅に出る。
あらすじを読んでもらえると分かるかと思いますが、おジャ魔女どれみシリーズの
続編が映画化されたわけではなく、子供の頃にフィクションとして
アニメを楽しんでいた人物たちを主人公に物語が作られています。
主要キャラクターの三人はそれぞれ現実社会で悩みを抱えており、
どれみを見ていた子供の頃にはあった筈の「何にでもなれる」と
信じていた気持ちや、魔法を信じていた気持ちを忘れています。
三人が旅を通して仲良くなったり、時には喧嘩をしてしまったり。
絆が深まることで、昔大切にしていた気持ちを取り戻していく……という感じでした。
この映画の設定には純粋にアニメシリーズの続きを楽しみにしていた
ファン層からは、賛否両論あったのではないかと思われます。
ただ、物語のラストまで観るとおそらくアニメシリーズのファンの方にとっても
嬉しかったり、懐かしかったりする展開が待ち受けていると思います。
個人的には充分楽しめる内容でした!