オススメの本その40『かたみ歌/朱川湊人 著』【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
夏の読書感想文シリーズ第三弾その②!! (全2回)

読書感想文シリーズ第三弾その2(全二回)』!!

 

読もう読もうと思っているうちに、気付けば夏も終盤。

夏休みももう明けている学校がたくさんあることでしょう。

 

そんな事実は見ないふりをして、

2冊目は少しホラーな連続短編小説です。

 

■『かたみ歌』朱川湊人/著

 

7つの短編の舞台は昭和30年~40年代の東京の下町アカシア商店街。

 

商店街で起こる様々な不思議な物語はどれも死や魂がテーマ。

此方の世界と彼方の世界が交わったその一瞬を切り取った

穏やかで仄暗く、でも温かいノスタルジックなホラー小説。

 

殺人現場を見つめる男(紫陽花のころ)

死を予告する貼り紙(夏の落し文)

古本屋での栞の文通(栞の恋)

死んだ夫が通ってくると言い張る元ホステス(おんなごころ)

光る球体として現れた猫の魂(ひかり猫)

死の兆しが見える男(朱鷺色の兆)

過去を憂う古本屋店主(枯葉の天使)

 

語り手も時代も違う物語は少しだけ話がつながっていき、

全てに登場する古書店の店主の語りで幕を閉じる。

 

命の(魂の?) あり方について考える一冊。

 

まだ夏休み・・・?

ふと思ったのですが、現実的でない現象が起こった時に、

その原因が幽霊以外のファンタジーな存在であれば

特に怖さを感じないですよね。それが鬼や悪魔でも。

 

余談は置いといて、

物語の内容も語り口も難解ではなく、非常に読みやすい一冊です。

ホラーが苦手な人でも読めるくらいの怖さ加減で、

最後は温かい気持ちになり、図書館で一人泣いてしまいました。

 

 

昭和の時代を生きていない自分からすると、

この世界観にどっぷりハマれたわけではないんですが、

DNAに刻まれているのでしょうか、

読み終えた時には郷愁というか、

知らないはずの「あの頃」を思い出しセンチメンタルな気分になりました。

 

 

夏の蒸し暑さにちょうどいい、背筋がヒヤリとする作品。

静かな夏の夜にじっくり読むと風情があっていいかもしれません。

 

短編集なので最悪読み切らなくても感想文をかけるのも、

お勧めはしませんが、読書感想文向きなポイントです()

 

 

ギリギリになりましたが滑り込みで間に合ったことにして、

2023年も読書感想文シリーズ完走です!

 

本をオトモに、残り少なくなってきた夏をお楽しみください~。

以上、CAD・派遣・求人の㈱アルファコーポレーションでした。
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