2025/08/20
最近よく耳にする線状降水帯とは【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
地球温暖化による気象変動
近年よく耳にする「線状降水帯」とは一体何なのか、、
複数の積乱雲が次々と発生し、列をなすことで、特定の場所に長時間にわたって激しい雨を降らせる現象のことを言います。
発生条件として、水蒸気を多く含んだ暖かい空気が挙げられ、
この空気が海から継続的に流れ込むことで、積乱雲を発生させるエネルギーが維持されます。
中でも一番の原因とされているのが、地球温暖化です。
温暖化により大気中の水蒸気が増え、豪雨を引き起こすことが年々増えてきております。
日本では、
南から暖かく湿った空気(水蒸気)が流れ込みやすい九州地方、
南から湿った空気が流れ込みやすく、前線や低気圧の影響がある本州の太平洋側
で発生しやすいそうです。
「線状降水帯」という現象自体は以前から存在し、気象学の専門用語としては2000年頃から使われていました。
しかし、一般に知られるようになったのは、
・2014年8月の広島豪雨災害
・2017年九州北部豪雨や2020年7月豪雨(令和2年7月豪雨)
を皮切りに、 2021年6月からは、気象庁が線状降水帯発生の可能性を知らせる情報を発表するようになったからだそうです。
今年も九州での豪雨が頻繁に発生しておりますが、
やはり西日本や九州を中心に発生することが多いので、
西日本や九州にお住まいの方はもちろん、それ以外の方も災害に備える準備が必要になりそうです。









