毎日料理をするようになってもうすぐ一年になります。
意外と美味しくできるので概ね満足しているのですが、
やっぱり時々は人の作ったご飯が食べたくなりますね。
ということで今回はお腹の減る映画を巡ろうかと思います。
『シェフ/三ツ星フードトラック始めました(2014)』
周囲からの評判が良く気にはなっていたのですが、
なかなか観るチャンスがなく、この間ようやく観ることができました。
観てみたらビックリ、豪華キャストなんですね。
アイアンマンでメガホンを取ったジョン・ファヴロー自身が主演と監督を兼ねており、その他ダスティン・ホフマン、スカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニー・Jrがサブキャストとして出演しています。
基本的に役者の名前を覚えない自分でもさすがにわかるっていう人がゴロゴロいました(笑)
ちなみに吹き替えは名探偵コナンのコナン君たちでした。
◆あらすじ◆
カールが料理長を務めるLAの一流レストランに
ある日、人気フードブロガーが来訪する。
カールは創作メニューを提供したがったが、
堅物なオーナーから許可は下りず、料理は酷評。
挙句、挑発に乗って慣れないSNSを使った結果大炎上してしまう。
自ら職を辞したものの、不名誉な映像が出回り、
シェフとしてのプライドまで失いかけていたカールに、
元恋人で友人のモリーは大切なものと向き合う時間が必要だと助言をした。
離婚した元妻イネズと二人で面倒を見ている息子のパーシー。
親子の時間を必要としていた息子の為にも、
妻の故郷であるマイアミに家族で向かうことに。
そこで食べたキューバサンドイッチに感激し、
元妻や親友のマーティン、そして息子の協力のもと
フードトラックでサンドイッチを販売すると瞬く間に評判になり・・・。
この映画、シェフ仲間のマーティンが良い奴すぎて
途中から「マーティン…！」しか言っていませんでした笑
というかカールの周りがみんないい人ばかりで、
こんな関係性を築いてこられたカールは
きっとすごく素敵な人なんだろうなぁ、と
映画では描かれていない過去にまで思いを馳せてしまいます。
映画では人生最大のハプニングが同時に起こりすぎて
キャパオーバーになっているので、その片鱗くらいしか
見ることはできないんですけどね。
SNSで窮地に追い込まれた主人公が、
SNSを駆使して人生を立て直していくプチ逆転劇が痛快でした。
映像の演出はややドキュメンタリー風です。
映画序盤は料理のドキュメンタリーを観ているような
美味しそうな料理たちが彩り豊かに画面を飾って、
後半はマイアミやニューオーリンズの陽気な音楽と、
本当にカールのフォロワーになったような、
SNSを駆使した演出が視聴者を楽しませてくれます。
特に料理に関してはこちらにまで匂いがしてきそうなほどで、
夜中に観たことを少し後悔しました笑
