2025/05/19
良さを語る【CAD 派遣 求人 アルファコーポレーション・ALNET】
世代を超えて
映画マトリックスシリーズを久々に観ました。
そして、たまたまそこにいたのは洋画に全く興味がない妹。
洋画とかつまらないから観ない!とまで言うのですが、
隣にいたので映画を観ながらマトリックスの小ネタを聞かせていると、
最終的には「面白いね!この時代から電脳世界の話とかあったんだ」と
興味をそそられた様子でした。よしよし。
何を隠そうこの映画こそ、
幼稚園児の私に洋画の面白さを知らしめた存在であり、
サイバーパンク好きの一端を担っている不朽の名作。
ただ、その時代感を巡り一点気付いたことがありました。
1980年代~2000年代ってサイバーパンク系統の作品が
多くあった(というか全盛期なのでは?)と思うのですが、
Z世代の妹に言わせれば、マトリックスでさえ、
「そんな時代にこの発想があったの?」という驚きの対象になるんだなと。
MZ世代である私から見た1980年代の感覚で、
2000年代を見ているということなんでしょうか。
それにしたって、歴史というにはお前生まれてるぞ、と内心思いましたけどね。
技術の発展に伴い常識が大きく動いた時代だからこそ、
SFの世界観も飛躍的にその解像度を上げた時代だと思っています。
マトリックスの監督が影響を受けたとされる日本のアニメ作品、
「AKIRA」「攻殻機動隊」あたりが生まれたのもこの時代ですからね。
(どちらもちゃんと観たことはないですが・・・)
むしろ、あらゆるものが科学的に解明された分、
現代の方がSF作品における「ソウゾウ」の余白が減ったような気が。
個人的には、今のSF作品の「リアリティ」故に想像力を擽る作品より、
一昔前の「空想」たっぷりなトンデモ設定の方が好きだったりします。









