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「注目情報はこれだ!2019」に掲載されました。2019年03月07日
設計の多様なニーズに応えるハイブリッド経営で時代先導

社会工学的な視点を重視
先見性示す人材ビジネス

 神奈川県川崎市の一級建築士事務所『株式会社アルファ設計』は、1991年に設立。大規模開発や建築物、設備、プラント、機械系分野の設計に係る技術専門事業と人材ビジネスの特性を生かしたハイブリッド経営で存在感を高めている斬新的なカンパニーである。行動指針に「技術の開発と提供」「就業の創出と増進」を掲げ、現代社会が必要としている「人の幸せと潤いのある社会空間をつくる」ことを目指して多角的に事業を展開。クライアントは、スーパーゼネコンをはじめ、大手設計事務所、著名な建築家、官公庁などその実力ぶりを示す。

「当社のアイデンティティは、技術の提供と就業の創出にあります。その一環として、取引先様に対して図面を納めるのか、状況によって技術者を派遣して、迅速な設計対応を行うのかは、同じ価値を持つものと考えています。世の中のニーズを見極めながら、常に情勢の変化に対応できるような体制作りに力を注いでいます」

 創業者で代表取締役境野雅仁氏のこの決意を裏付けるのが多様な事業に現れている。企画から折衝、基本設計、実施設計、構造設計、生産設計、設計監理まで担う「建築設計」や空調設備、衛生設備、電気設備、各種プラント設備、機械設備の設計などを行う「設備設計」、精密機械、自動車や船舶、工業部品、金型などに関する設計を請け負う「特殊設計」、外観や内装などの建築デザイン、製品デザイン、レイアウトプランニング、店舗デザインなどを行う「各種デザイン」、また最近では、駅ビルなど商業施設における催事プロデュースや店舗開発事業(リーシング)にも取り組んでいる。

 これに加え、人材ビジネスとしての「常駐型アウトソーシング」事業が同社の真骨頂。綿密なプランの打ち合わせが繰り返し必要とされる企画設計や実際に建物を施行するためにスピードが要求される生産設計の施工図業務などに技術者を常駐させ、作業の円滑化、業務の迅速化を図っている。

 2005年には、派遣スタッフが多種多様な就業を選択できるために『株式会社アルファコーポレーション』を設立。設計補助、CADオペレーター、OA事務、DTPオペレーターなど幅広く、登録技術者は約5000人にのぼる。「派遣業は、働き方の領域を広げたといえます。社員の立場では会社に対する義務や使命があり、時には、会社への忠誠心が問われる局面もでてきます。一方、派遣の勤務形態では、個人の事情を踏まえて得意分野の仕事や興味のあるプロジェクトを希望して就業することも可能です。また女性にとっては結婚や出産を経て、社会に復帰するための柔軟な働き方ができる点に大きな魅力があります。求職者に合ったスタイルの働き方を提供できるところに派遣業の意義があります」と境野社長は話す。

 『アルファコーポレーション』は、さらに就業人口が減少していくという将来の社会問題に向けて、「SIMPLE IS BEST」をテーマにした求人サイト『ALNET』の自社運営をすでに開始し、人材の確保に務めている。求職者が容易に利用できるために、残業が少ない、残業あり、稼働日相談、シフト勤務、ブランクOK、フレックス制、駅から近い、短期勤務可など、27項目のキーワードから仕事を探すことができる情報提供を行なっている。月間100件以上の仕事情報を公開、利用者は月間15000人にのぼる。境野社長が目指す「設計を中心にした人材業の総合化」のフレームワークがグループ全体で形成され、機能していることが明確になっている。

 大学で建築を学び、建設会社で現場管理の経験を積み、建築設計事務所で様々な建築物の設計に携わった。資本金300万円で『有限会社アルファ設計一級建築士事務所』を設立した境野社長。奇しくもこの年に地価・株価の下落によるバブルの崩壊が起きるのである。この不況は、建設・不動産業界を直接襲うものであった。2008年には、世界規模の金融危機であるリーマンショックが起きたが、同社はこの不況も無事に乗り切ったのである。そればかりか、その間にも業績を伸ばして、2018年には資本金を4000万円に増資。現在、本社のほか川崎、新宿、大阪、東北の4つの拠点に支社を構えるまで成長させた。

 将来は、北陸、九州、北海道にも拠点を広げていき、株式公開(上場企業)の実現を視野に入れ、さらなる飛躍を目指している。

 「具体的な目標を立て、達成に向かって創意工夫を尽くす。そして問題が生じたら必ず原因を究明する。また、会社には、社会における品格がなくてはなりません。道徳観、倫理観に立脚し、誇りと品格を築き、企業の活動と成長を通して社会の繁栄と発展に貢献していく、そういう経営を極めていきたいと思っています」

 創業から28年、確かな経営基盤を支えにハイブリッド経営で前進し続ける境野社長が前途を見通す思考回路の中で重きを為しているのが社会工学の領域での技術革新である。

 「町中には、デザイン性や芸術性に優れた多くの建物を目にします。数々の優れた作品が存在する反面、無駄な部分を削ぎ落として合理性を優先した結果、昔の建物の良さや味わいが失われてしまった感じがします。例えば軒下や縁側で癒されるような、かつての憩いの場が感じられなくなってしまったのは、私だけではないように思います。建築は、文化を生み、そして継承されていくという概念に基づき、日常の快適さや安心感のある新しい建物はないものかを考えていきたい。人の感性を重んじると同時に利便性に優れた機能を備えるという矛盾した両面をいかに成り立たせていくかというテーマを追求して、社会工学の視点から技術の研究や開発を行なっていきたいと思っています。小さな疑問点を見逃さず、一つずつクリアしていく。それを繰り返せば大きな目標が達成できます。それが会社のクオリティを向上させ、規模の拡大と成長へと繋がっていきます。会社が一つ上のステージを目指すことは、組織の中に変革をもたらします。変革とは、前進であり、そのプロセスを通して会社への誇りが生まれます。企業が、より高いステージに上がっていくことが、存在価値を高め、社会の発展や繁栄に貢献していけるものと考えています。企業のステージの高さを一つの作品の価値基準と捉えて、私はその作品をより高いステージへ運ぶことに執念を燃やし続けていくつもりです」

 社会に役立つ仕事に傾ける情熱が新たな地平を切り拓いていく。
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